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霊験あらたかな北海道神宮~荘厳な本殿と自然豊かで静謐な境内~

      2019/08/09

北海道を代表する神社「北海道神宮」

桜の名所としても知られる北海道神宮。ゴールデンウィークは毎年お花見にいらっしゃる方も多いと思います。

今回は隣接する円山公園と合わせてその魅力をお伝えしたいと思います。

北海道神宮は明治4年に今の円山の地に建てられ、当時の名称は『札幌神社』でした。

その後、昭和39年に明治天皇の御霊(みたま)を祀り『北海道神宮』へと名称が改められました。

【北海道神宮の御祭神】

大国魂神(おおくにたまのかみ)・・・北海道の国土の神
大那牟遅神(おおなむちのかみ)・・・国土経営・開拓の神様
少彦名神(すくなひこなのかみ)・・・国土経営・医薬・酒造の神様
明治天皇 (めいじてんのう) ・・・近代日本の礎を築かれた天皇

【北海道神宮建立の経緯】

明治天皇が北海道に『開拓三神(大国魂神・大那牟遅神・少彦名神)』を祀るよう詔を出したのが始まりで、開拓三神の御霊代(神様が宿られる御神体)は、明治2年に開拓長官 東久世通禧(ひがしくぜ みちとみ)により東京から函館に移され、そこからは札幌本府建設の命を受けた開拓判官 島義勇(しま よしたけ)が自ら背負って険難の陸路を踏破し札幌に奉遷したとされています。

=開拓判官 島 義勇(しま よしたけ)の銅像=

 

北海道神宮の建立地は、島義勇により「三面は美しい山が囲み、一方が平野に向かって開けている円山(当時 藻岩村大字圓山)の地が相応しい」として定められたそうです。

因みに、島義勇の銅像は札幌市役所1階ロビーにも建てられています。

 

北海道の四季を感じられる絶好のスポット

   

神社に行かれる目的は参拝や祈願が多いと思いますが、北海道神宮は緑豊かで真夏でも木影は涼しく、また円山公園と繋がっているため、とっても気持ちのいいお散歩コースになるのです。

気持ちのいいお散歩コースと言いつつも、行ったらまずは やはり参拝ですよね!

 

 <北海道神宮境内図>

駐車場は2ヶ所あり、北一条宮の沢通から入る西駐車場(青P)が本殿に近い駐車場です。

西駐車場から本殿に向かう場合、駐車場からすぐの場所に休憩所として六花亭があります。

 

参拝後にひと休みして行ってはいかがでしょうか。

【営業時間:9時~17時】

美味しそうですね!

写真にはありませんが、こちらの六花亭でしか食べられない『判官さま』という焼餅(餡入)が1個100円で販売されています。店内で焼いているのでタイミングが合えば出来立てホカホカを頂くことができますよ!!

   

なんと、嬉しいサービスも!無料でお茶がいただけます。

こちらのお茶も販売しているので、気に入ったら購入できますよ!

 

=手水舎=
さて、脳内がすっかりお茶菓子でいっぱいになりましたが、気持ちを参拝に戻しましょう!
参拝の前にはお浄めですね。

 

手水舎の前には親切に説明看板が立てられています。わかり易いですね!

 

<以下6枚|1枚目・2枚目が神門、3枚目・4枚目が授与所、5枚目・6枚目が本殿>

この日もたくさんの方がお参りされていて、海外からの観光と思われる方も多く見られました。

 

参道

お車でお越しの方は通る機会が少ないと思いますが、北一条宮の沢通沿いにある第二鳥居(境内案内図-黄)から本殿につづく参道は、緑いっぱいでとても気持ちが良くおすすめです(#^^#)

春は桜並木になりますし、秋は紅葉を楽しめます。

 

ですが・・・

第二鳥居は鬼門に位置しているので恋人やご夫婦で通ると良くないと言われているそうなので、鳥居を通過する際はお連れ様と少し時間をおいて通る方が良さそうです。

 

一方、東駐車場そばにある第三鳥居(境内案内図-緑)は金運の御利益があると言われているので、第三鳥居から本殿に向かうのもおすすめです。



ここでひとつ・・・境内地案内図を見ると第二と第三鳥居は記されているのに第一鳥居がありません。

おや?いったいどこに・・・?と思っていると・・・

なんと、第一鳥居は境内にはなく、北1条西25丁目の北一条宮の沢通にあるのです。

この大きな鳥居は数えきれない程に車で通っていますが、北海道神宮の第一鳥居だという事を今回知った次第でして・・・何ともお恥ずかしい限りです(苦笑)

 

北海道神宮境内の三つの神社

【開拓神社】【札幌鉱霊神社】【穂多木神社】

北海道神宮には三つの境内社があり、北海道神宮本殿の賑わいとは打って変わり、人が少なく静寂に包まれています。特に開拓神社は神宮境内でも強く気が集中しているパワースポットとも言われており、北海道神宮にお越しの際はぜひ足を運んでいただきたい場所の一つです。

 

=開拓神社=
開拓神社は開拓判官 島義勇を含む北海道開拓の功労者37柱の御祭神が祀られています。

 

 

=札幌鉱霊神社=
札幌鉱霊神社は鉱礦業従事者の殉職者を奉祀する神社です。

 

 

=穂多木神社=
穂多木神社は北海道拓殖銀行に永年勤務功労のあった物故役職員が祀られています。

 

静かな神宮境内を歩いていると気持ちも自然と穏やかになり心が洗われるようです。

長くなりましたので、円山公園については次回『「円山公園」~北海道神宮に隣接する札幌200万市民の安らぎのスポット~』に続きたいと思います。

 

住所・地図・アクセス・電話番号・駐車料金

◇住所|札幌市中央区宮ヶ丘474
◇電話番号|011-611-0261
◇アクセス|地下鉄円山公園駅下車3番出口より徒歩約13分
◇北海道神宮駐車料金|
・参拝者:1時間無料
・祈願者:2時間無料
注.以降1時間毎500円

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