未来を予測する最良の方法は未来を創り出すことだ
2019/08/09
「未来を予測する最良の方法は、未来を創り出すことだ。」
有名すぎるほど有名な偉人、エイブラハム・リンカーンの名言です。
古い体質の会社であればあるほど、保守的な者が多く、新しいことに取り組もうとする人は少ないものです。
かくゆう僕の務めている会社も9割以上が保守派で、新しいものに取り組もうとすれば直接的ないし間接的に潰されることになります。
新規企画を出す度に彼らは決まり文句の「リスクがある」というセリフを吐き、「失敗すれば責任問題」と逃げ出します。
保守派の多くは「お偉いさん」なので、残りのサラリーマン生活は短く、自分達がいる間だけ会社が潰れなければ良いという考えの元に日々を過ごしています。
ある時、僕は試しに言ってみました。
「今、何もしないというリスクもありますが」
今、将来のために新たな行動を取らなければ、後に取り返しのつかないリスクが降りかかりますよという意味です。
一般的に、一つの事業の寿命は30年だと言われます。
いやいや、テクノロジーが圧倒的な速度で進化し続け、価値観の多様化が益々進み、時代の流れそのものが日々目まぐるしく変わる現代においては、事業寿命が10年?ものによっては5年も続かない事業が多く存在するものと思われます。
そのような世の中で今、何もしないということは企業にとって(もしかすれば「一個人」においても)
最大級のリスク
だと僕は思います。
しかし、保守派の人たちは如何に現在の事業が将来まで続くのかということについて力説します。
場合によってはマイナーチェンジについての説明もあったりしますが(俺はそこまで考えているんだ的なやつ(苦笑))基本、新しいことには手を出そうとしません。
そして将来。ある時、突然。今の事業が立ち行かなくなります。何もしなかったリスクが降りかかるのです。
でも保守派の多くは、既に子供たちも巣立ち、それなりに蓄えもあり、遠くない時期に年金も出ることでしょう。
その時に最も割を食うのは急進派です。未来を憂慮し、危惧した人たちです。
新たな取り組みを提案したものの否定され、潰され、将来に不安を抱えていた人達が真っ先に生活に窮することなります。
一家が路頭に迷うカウントダウンが始まってしまうのです。
尚、場合によってですが、何も新しい取り組みをしなくても半永久的に会社が潰れないという可能性もあります。
しかし、そうでない場合、気づいた時には既に手遅れの状態に陥ります。
前述のように目まぐるしく変わる今の世の中、未来を予測することは不可能に近いものでしょう。
どんな優秀な政治家や経済学者でもそれを推し量ることはできませんし、コジツケで捻くり出した未来予想は、それそのものに意味すら無いかも知れません。
従って、リンカーンの名言のように自分の手で未来を創り出すことが、最も確実で手堅いものだと言えます。
自らの運命を他人に委ねるのではなく、自身で創り出すことが「最良の予測」になるという名言でした。
僕もアフィリエイトで未来を予測する予定です(希望的観測(笑))