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国の宝と見なされる将とは(孫子)

      2019/08/09

「将たるもの
進んでは名を求めず
退いては罪を避けず
ひたすら国家民族の
利益を考えるからこそ
国の宝と見なされるのだ」
孫武(孫子)

例えば、この言葉を企業人に当てはめてみると

◇役職にあるものは、失敗を恐れずに率先して新たな業務に取り組み、新規開拓・事業展開にも挑戦しなければならない。但し、仕事に尽力するのは自己の評価を上げる為では無い。

◇進めてきたプロジェクト等の撤退を決断をするにあたっては、常に自らがその責任を負う覚悟を持つ。

◇一心に、会社の利益や発展、従業員の雇用や収入を守ることを考えている。

◇結果、企業人として評価を得る。

このような感じでしょうか。



打算の上で功名をあげるため、また自らをアピールして評価を得ることを目的として仕事に取り組む人は多いと思います。

個人的な見方ですが、これついては他者に迷惑を掛けさえしなければ、社会人の姿勢として特別悪い事では無いとも感じます。
しかし、「無償」と言えば大袈裟ですが、個人的な見返りを欲せずに仕事に尽力する人というのは、自然と周りからの評価も高くなるというのが世の常です。

私利私欲が無いと思われている人の発した意見は、例えばそれが後ろ向きのものであったとしても「あの人の言うことだから」と受け入れられることでしょう。

意見が通り易い(足を引っ張られない)ということは当然、仕事も円滑に進め易くなり、自然と結果がついてくるような状況が出来上がります。

なかなかそこまでの人は私の周りには見当たりませんが(笑)

難しいかも知れませんが私自身も「あの人は宝だ」と言われるような人間になれる様、励んでいきたいと思います。

 

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