「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは強さの証だ」
2019/08/09
「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは強さの証だ」
マハトマ・ガンジーの名言です。
今、人間の美徳の一つである寛容さが失われつつあります。
国と国、人と人がせめぎ合い、自らを主張し合って「力」により解決を図ろうとする時代。
組織や国家が弱者を咎め、貶め、切り捨てようとする現代。
そういう今だからこそ、互いを許し合うことが大切だと感じています。
現代では、物事をドラスティックに進めるために弱者を切り捨て
それを「強さ」だと誇示し、履き違えている人が多く存在します。
彼らはそれが大きな誤りであることに気付かず、自らの「弱さ」を露呈し続けます。
恥ずべきことであるのにも係わらずに・・・。
他者を許したものは時として、自らが厳しい立場に追い込まれてしまうことがあるというのも事実です。
それでも尚、自らの保身を図らず、他者を許せることが本当の意味の「強さ」なのだと感じています。
私も「威勢」や「権勢」では無く、人として常に強くありたいと思っています。