エックスサーバー|PHP7.0に切り替える方法と効果を検証!(読み込みが早くなる?)
2019/08/09
昨年末、エックスサーバーにPHP7.0が導入されました。
素人に毛が生えた程度のブロガーである私には正直、何がどういう理由で早くなるのかサッパリ分かりませんが(笑)
新しいもの好きの私なので、とにかく使ってみようということでこの度、切替を行いました!
以下はエックスサーバーの説明です。
PHP7.0.7現在公式にサポートされているバージョンです。
PHP7 は PHP5 や PHP4 と比較してパフォーマンスが大幅に強化されています。
なお「PHP高速化設定(FastCGI)」と「キャッシュモジュール(OPcache)」が標準で有効となります。
「FastCGI」と「OPcache」については、 マニュアルページ「FastCGIについて」と 「APC/OPcacheについて」をご参照ください。
PHP7 の利用に関して
PHP7 はリリース直後のため、ご利用のプログラムによっては PHP7 にまだ対応されておらず、PHP7 に変更してしまうとウェブサイトに正常にアクセスできなくなってしまう可能性があります。
PHP7 のご利用に際しては、バージョン変更後にウェブサイトが正常に動作するか必ずご確認ください。
「FastCGI」「キャッシュモジュール」「OPcache」・・・???
ま~とにかく早くなるということなので(笑)
尚、PHP7はまだ出たばかりです。上の説明にもあるように対応していないプログラムが多いと思われますので、切り替えに際してはご自身の判断で行って下さい。
PHP7.0に切り替えるための設定方法(エックスサーバー)
先ずはエックスサーバーの「サーバーパネルにログイン」して下さい。
サーバーパネルの「ホームページ」内に「PHP Ver.切替」という項目があるのでクリックします。
「ドメイン選択画面」が表示されるので、表示されているPHPを切り替えるドメインの「選択する」をクリックします。
「PHPバージョンの切り替え」画面が表示されたら「変更後のバージョン」のドロップダウンメニューで「PHP7.0」をクリックした後、「変更」の「バージョンを切り替える」で変更を実行します。(この時点の最新バージョンは「PHP7.0.7」でした)
ものの1秒程で切り替えが完了します。
ツール「CT metrix」でページスピードを確認(効果検証)
さて、それではPHP7.0の効果を検証しましょう!
検証にあたっては「CT metrix」というツールを利用しました。
海外のツールなので、何やら意味の分からない英語が並んでいますが(笑)
単純にページスピードスコアやロードタイムを比較してみるには問題ありません(笑)
上のリンクから入って頂くと中央に入力バーがあるので、測定したいサイトのURLを入力して「Analyze」をクリックして下さい。
先ずは変更前、当ブログのPHP5.6.22時の測定データです。
画面中央に測定データが表示されます。
左側「Performance Scores」の「PageSpeed Score」はgoogleの測定サービスの評価(?)。
「YSlow」はYahoo!の測定サービスの評価です。
右側「Page Details」の「Page Load Time」はそのままロードタイム(読み込み時間)。
その他も色々な項目が評価されていますが、先ずは大まかにこのあたりの数値で比較してみましょう。
PHP5.6.22では上のように左から①「A(92%)」、②「E(57%)」、③「2.5S」という評価でした。
そしてこちらがPHP7.0.7の測定結果です。
①が3%上昇、②は数値が3%上昇し、ランクもEからDに上がりました。ロードタイムも0.6秒短縮される結果となりました。
PHP7.0の導入は確実にスピードが向上するという結果がでました。
他社は分かりませんが、エックスサーバーでは費用も掛からない上、特別な手続きも無く、切り替えを行うことができますので、お使いのプログラムがPHP7.0に対応していれば、是非切り替えをお勧めしたいと思います。
皆様のブログライフが幸せなものでありますように♪