北海道民の夢と希望をのせて~北海道日本ハムファイターズ~
初めに・・・
小さい頃から少年野球をやっていた私は、もの心ついた時から毎日ジャイアンツのTV放送を見ていました。
今から30年前の野球放送といえば、毎日が巨人戦。
延長放送当たりまえ。子どもながらに見たいTV番組を見ることが出来なくて残念な思いをすることが多かった子供たち、決して少なくないのでは??
どちらかというとお父さんがいつも野球中継をみているので嫌いにすらなっちゃいますよね(笑)
北海道には当時プロ野球チームがなかった事もあり、どうせ見るなら勝利したほうが面白いので、北海道民の多くの人は巨人軍を応援(知らないうちに??)
その後 2004年に北海道札幌市(豊平区)札幌ドームに本拠地を移動した事を契機に身も心もファイターズファンに転身。私を含めてそんな北海道民が非常に多いのがファイターズファンの特徴ではないかと思います。
同2004年にはドラフト1位で入団した現米大リーグのダルビッシュ有投手(東北高校出身)を筆頭に新庄選手などスター性抜群の選手が多く在籍していたことにより、
野球自体に興味が無くとも、
選手を一目みようと球団移設当初から足を運んだり、
TV放送もされるようになり、そうするうちに自然と気が付けばファンになっていた。
そして自然とファイターズを応援していた。
「野球ファンというよりはファイターズファンです」という人が案外多いのではないでしょうか??
まだまだ上昇し続ける魅力あるこの北海道という大地と共に
北海道日本ハムファイターズ、そして今日の私たち自身も共に成長していきたいと思います。
東京の球団から地域密着球団へ
ファイターズは2004年に東京ドームから本拠地を札幌ドームに移転することになります。
先ずその前にさかのぼること16年、1988年にファイターズは後楽園球場から東京ドームへと本拠地を換えています。
当時は初年度景気もあって年間2,458,500人(1試合平均37,800人。セ:パ合わせて巨人につぐ2位)
5万人超の集客能力を誇る阪神甲子園球場よりも多かったとのことですが、チーム力が次第に低迷し、しばらくリーグ優勝から遠ざかるようになります。
1990年代後半はビジターチームファンが多い試合も多く、ホームの利を生かせなくなってきたことを反省し地域密着型の球団へ方向転換。
北海道への移転当初は「北海道は巨人ファンが圧倒的に多い」という現実がありましたが
道内での野球教室、ファンイベントの開催、フロント陣のチーム編成などによりチームの戦力層が強化されます。
移転後初の本拠地開幕
札幌ドームで初めて迎えた2006年の開幕戦。
当時のパリーグ球団のなかでは一番の42,393人の来場者を記録。
来場者の期待に応えた開幕は、金村投手の好投もあり開幕勝利を飾ります。
又、選手入場シーンではハーレーダビットソンに分乗して登場して話題になります。
シーズン終盤までその勢いはとどまることを知らず25年振りのリーグ制覇を果たし、
日本シリーズで中日ドラゴンズを退け44年振りの日本一になります。
(記事:吉本)