PHP7.0環境で「W3 Total cache」のエラーを消す方法!(超分かりやすくご説明)
2019/10/19
W3 Total cacheはPHP7.0に対応していない・・・
いや~非常に・ホトホト・とても・かなり・相当に困りましたね・・・。
ブログの読み込み時間を改善し、高速化するためのWordpressプラグイン「W3 Total cache」の有効性については以前の記事「ブログの読み込み速度を改善!WordPressプラグイン「W3 Total cache」の効果検証! 」でご紹介をしておりました。
また、当ブログでも使用しているレンタルサーバー「エックスサーバー」でPHP7.0が導入されたため、その設定変更の方法についても以前の記事「エックスサーバー|PHP7.0に切り替える方法と効果を検証!(読み込みが早くなる?) 」でその切替作業についてご紹介をしておりました。
がっ!しかしっ!
W3 Total cacheは更新が行われていないため、PHP7.0には対応しておらず、エラーが出てしまうということが分かりました・・・。
フッター下部に「Warning~」が表示されてしまう!
元々、W3 Total cacheを利用していた私はエックスサーバーでPHP7.0が導入されたことから、これを使わない手はないぞ!ということでスグサマ切替作業を実施した次第です。
ところがところが・・・
以下の画像をご覧下さい( ゚Д゚)
なんじゃ~こりゃ~!!!
何と?!フッターの下の部分に見たこともない文字が表示されているではありませんか!?
「Warning: Parameter 1 to W3_Plugin_TotalCache::ob_callback() expected to be a reference, value given in /home/アカウント名/xn--cckcdp5nyc8gm689aqyq.com/public_html/wp-includes/functions.php on line 3464」
しかも出だしがワーニング?!(怖っ!)
警告?!
あっしは~生まれてこのかたぁ~人様にご迷惑かけたことなんざぁ~ごぜぇ~ませなんだ・・・
悪いことなどぁ~いっさいしとりませんぜ・・・
いったいぜんたいどないせぇ~っちゅうはなしでんがな・・・((+_+))
・・・・・
さぁ気を取り直しましょう(笑)
さて、この記事では素人に毛が生えた程度の当ブログ管理者である私が悪戦苦闘の末、恐ろしいワーニングの魔の手から辛くも脱出、平和な日常を取り戻すことができたという修正作業について(笑)できる限り事細かに分かり易くご説明を致したいと思います!
先ずは「FTPクライアントソフト」をインストール!
修正には「FTPクライアントソフト」が必要となりますので、以前の記事「サーバー上のファイルを転送するための定番ソフト「FFFTP」を使う!(簡単!初期設定方法) 」をご覧頂き、有名な日本語FTPクライアントソフトである「FFFTP」の設定方法をご確認頂いた上で「FFFTP」を使える環境でご準備下さい。
このエラーを消すためにネットで修正方法を調べ倒したところ、幾つかのサイトで「W3 Total Cache内のTotalCache.phpを変更すれば簡単ですよ」というような情報がありました。
よしよし!ということで「さて、では~PHPを変更するかっ」とあれこれイジくってはみたものの
結局!Total Cache.phpって結局どこにあんのよ~~!?!?(号泣)
となってしまった次第です(笑)
「プラグイン」→「インストール済みのプラグイン」→「W3 Total cacheの編集」を開いたところ、それらしいのが出て来たので散々探し回ったのですが
Total Cache.phpなんてそんなもんどっこにもねぇ~じゃん~!!!(号泣2回目)
となり(笑)
私の試みは一旦暗礁に乗り上げました。
その時点で『「W3~」か「PH7.0」どっちかを諦めるしかないのかな~』という想いが私の頭をよぎりました。
でもあきらめる訳にはいきません!
だって、アフィリエイトで大儲けをして「しょうもない毎日」から抜け出さなければならないのですから!
warningからの脱出方法は以下に続きますっ!
W3 Total cacheのエラー表示を消す方法
FTPアカウントの追加作業
先ずはエックスサーバーのサーバーパネルで「FTPアカウント設定」を行います。
サーバーパネルの左下にある「設定対象ドメイン」のドロップダウンメニューで当該ドメインを選択し、横の「設定する」をクリックします。
すると、設定対象ドメインが切り替わるので、右上の「現在の設定対象ドメイン」でドメイン名を確認した後、中央にある「FTP」項目内の「FTPアカウント設定」を開いて下さい。
「FTPアカウント設定」の画面が表示されるので、3つのタブの内「FTPアカウントの追加」を開き、「FTPアカウント」「パスワード」「パスワード(確認)」「ディレクトリ」を入力、「FTP容量」も必要な値を設定した後(私は0[無制限]としました)、右下の「FTPアカウントの作成(確認)」をクリックします。
画面が切り替わり、アカウントの追加に関して最終の確認がありますので「FTPアカウントの作成(確定)」をクリックし、確定させます。
FTPアカウントが追加されたという表示が出ます。これでFTPアカウントが設定されました。
サーバー内のデータを修正(書き換え)
それではFTPクライアントソフト「FFFTP」を使って、エックスサーバーにインストールされているW3 Total cacheのデータを修正しましょう。
先ずは「FFFTP」を起動し、当該サーバーに接続して下さい。
(サーバー上のファイルを転送するための定番ソフト「FFFTP」を使う!(簡単!初期設定方法) 参照)
右側に表示されているフォルダがサーバー内に格納されているデータです。
私の場合、上のようなフォルダが表示されました。
表示されているフォルダ中から、当該ドメイン名のフォルダをクリックして開きます。
当該ドメイン名のフォルダを開くと、上のような内容でした。
私の場合はこの中の「public_html」を開きました。
「wp-content」を開きます。
「plugins」を開きます。
「w3-total-cache」を開きます。
「lib」を開きます。
「W3」を開きます。
「Plugin」を開きます。
「TotalCache.php」を開きます。
私の場合(PCはWindows10)上のように「メモ帳」でHTMLのデータが表示されました。
この中の512行目にある「function ob_callback(&$buffer){」の中の「&」を削除する必要があります。
但し、サーバー上のデータは書き換えられないので、一旦「TotalCache.php」のデータをダウンロードし、書き換えた後にアップロードする作業が必要となります。(めんどくさっ(笑))
私の場合、「FFFTP」で表示されている「TotalCache.php」をドラッグ&ドロップでデスクトップに引きずり出し(笑)デスクトップ上にコピーしました。
デスクトップ上のコピーした「TotalCache.php」のアイコンを右クリックし「プログラムから開く」をクリックします。
すると「このファイルを開く方法を選んでください。」というwindowが出るので「その他のアプリ↓」をクリックします。
「メモ帳」をクリックします。
前述のように「&」を削除した後「ファイル」の「上書き保存」で上書きします。
「&」を削除して上書きしたデスクトップ上の「TotalCache.php」ファイルを「FFFTP」の画面右側(サーバー内)にドラッグ&ドロップすると左上に「アップロードの確認」のwindowが出るので、「上書き」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
これでサーバー内のデータが置き換えられて修正は完了です!
はいっ!フッター下に表示されていた「warning~」が消えました!
あ~ホッとした~♪
如何でしょうか?
この記事でご紹介した方法は、あくまでもエックスサーバーを利用されている場合のものですが、他のサーバーを利用されている方もご参考としてご活用下さい。
尚、私は当初からエックスサーバーを利用していますが、速度も速く、各種設定も非常に分かり易いサーバーなので非常におすすめです!
これを機にレンタルサーバーを変更されるのもよろしいのではないでしょうか!
皆さんのブログライフが幸せなものでありますように♪